2016大沼遠征
前回予告の「月形攻略はなったのか?」実は結論から言うとならなかったのですー。 特段の見せ場もなかったこの日をとりあえず1行で片付けて、今年一番の釣りになった『あの日』を振り返ってみることにします。
2016ゴールデンウイーク、道南函館の大沼への遠征をしました。おっと正確には七飯町の大沼でした。
実は前年度も同沼へは同時期に遠征しています。その時の成果はカイが40UPをしとめたものの、後は鳴かず飛ばずで大人4・子供3名は討死となったのでした。
お見事カイの426(2015年) ・・・の陰で笑顔で死亡
ただ、「ロケーションは最高」「雰囲気はメチャ良いね」など、結果的にみると翌年の『あの日』に繋がる何かをJr諸君はもとより、大人たちの心にも植え付けてくれた遠征になったのでした。
この感じは独特ですよね
という、不発の遠征を経て1年後の今年の『あの日』ですが、今回はJrメンバーフル出動で、カイ・アラタ・カナタ・ゴウキ・レン・ココミの6名が参加しました。
現地入りは夜明け前に到着しました。
取り敢えずは車中にて仮眠をとり、夜明け少し前にまずは朝食を仕入れるために大沼公園駅前のコンビニに到着すると・・・、いますいますへら師が・・・。
というよりもへら師しかいません、ハイいつもながらなんでしょう、真夜中のコンビニの人口密度ではありません。
と日研秋田の方々がいるではありませんか、早速「おいらたちも日研なんだべさー」、と話しかけると同じ日研のよしみで「昨日は○水ワンドのササ○ブ前で17枚出た人がいる」との物凄い情報をいただけました。
そんな貴重な情報が、実は『あの日』の複線になることは、この時点では知る由もなかったのですが・・・。
「まあ取り敢えず」と、鹿園に入って情報収集に努めましたが、存外に人が入っていません。
「ああダメなのねー」ということで、Jr諸君でも比較的釣り座を構えやすい、且つ前年カイが実績を出した、地獄湾へ全員で入ることにしました。
当たり無いねー、 ま、まさか携帯ゲームですかー?
で、この日は、ほぼなーーーーにもなく終わりを迎え、夕刻キャンプ場に入って野営しました。
実は夜の帳が降りてから雨が降り出し泣きっ面にハチとなったのです。
翌朝は”釣れないのに頑張った前日の疲れ”が仇になり全員が寝坊をしてしまい、雨の中降る中エンジンの掛りが悪いスタートとなりました。
じたばたしても始まらないぐらいの寝坊であったため、がっちりと情報収集をしようとあちこち回ることにしたのですが、残念期待したハタキは「全くー」でした。
とここで、「そうだ『○水ワンド』がどうとか」を思い出して、同地に向かうとこれが人っ子一人いません。
同地では、釣果の指標の一つとなる釣り人の姿は、前日の釣果を雄弁に語ってくれるのです。
「はぁーダメかー」とここで、「ホントウニダメ」「ギモヂワルイ」、前日の鯨飲馬食が災いし、スギはユース下付近で一人車を下ろしてもらい歩くことに、「じゃコンビニで朝飯仕入れてきますー」とメンバーが大笑いで去っていく中、スギは一人湖畔を青ざめた顔でとぼとぼ歩いていると、おや今「ガバッ」とか音しませんでしたー。
いやいや、気のせいでしょー?
「ガバッ」極散発ですが、水没した柳の枝周りで魚の気配があります。
車に乗っていては絶対に気付けない・・・、しかしてその命の営みはしっかりと刻まれています。
「鯉ー?」じっくりと観察してみると魚の正体は「鯉じゃな―いイェッ」、そうなんです正体は探していた恋人!!『へら鮒』しかもこれが実に「デカイ」のでした。
瞬間で青ざめていた顔色に朱が差し生気がみなぎるから現金なもんです。 Jr諸君を含めた皆がコンビニから戻ってくるのが待ち遠しいところですが、兎に角、「座を構える場所があるのかどうか」、辺りをウロウロと探っていくと、実はこれが道路から奥まったところでは結構なハタキが見られます。
釣り座も何とかメンバー分は確保できそうなので、帰ってきたJr諸君を2手に分けて座を構えてもらうことにしました。
と言う事で「ここからいよいよ本番に入る」といったところで、勿体付けて次回のお楽しみとしておきます。
次回予告!!「鯉だー」からのぉーーーー
「へらでしょー!!」にご期待ください。
そしていきなりこれが来ます!!
多分『序破急』3回に分けてお届けします―!!
まさに今回は『序』のココロダー