晩秋の中津湖(通称砂取り沼)は、どんなもんですかー [現在]
北海道の秋は大変に短いのです。10月も末のこの時期は日によって秋と冬がせめぎ合います。
この日は朝の気温も氷点下までは下がらず、ままっかろうじて秋といった一日ではありました。
前日、新べらクラブ会員の松澤氏と小林氏が「50枚超えも出た」との情報を得て、中津湖(通称砂取り沼)へ、Jrを伴って釣行をしました。
流石に、「前日好調」の情報は伝わっているのか、ホソは人気です、特に前日70枚超えも出たらしい奥は超満員でした。
色とりどりのテントが並んでいました。
と言う事で、入座は偶々開いていて、前日松澤氏と小林氏が好調だったホソの入り口に、入り口側から奥に向かってカナタ・レン・アラタで並びでました。
やったー絶好調
開始後程なく竿を曲げたのはカナタで、ポンポンポンと順調な出だしでした。
ところがレンとアラタはウキがなかなか動きません。
どうやら入座が馬の背にあたったようで、好調のカナタのポイントからみるとウキ1本ほど浅いのが原因のようです。
「お馬さんなんて嫌いだー」
ただこの時期は浅い方が、マブは寄り切らないものですから、アタリさえもらえればかえって釣り易くなるはずですが如何に・・・。
「やっと来ました」、遅れること1時間強、遂にアラタの竿が曲がります。
相変わらずの“竿をむやみに立てない”きれいな竿捌きでへらをイナシ、めでたくタモイン、しかして表情はその“遅れ”に不満なのかやや硬いところでしょうか?
後はレンなのですがこれが、兎に角基本的にウキが動きません。
気になりスギがアドバイスを続けてみましたが、これがなかなか結果に結びつきません。
「タチもキッチリ測定をした」とのこと、タナもトンボの位置からみれば問題なさそうです・・・。
「うーん、あれっ」隣のアラタのウキは微かにですが右に流れています。ところがレンのウキは全く流れていません。
「タチは間違いない」とのレン・・・。
「やっぱり変だからタナ取りをもう一度」と彼を促すと、ジャーン『タナ取りセットー』。
タナ取りゴムは粘土状のそれで、コンビのフロートも・・・。
しかしてこのフロートはどう見ても「タナゴムに不釣り合いなほどの浮力を持っている」と、スギの目には映りました。
そこでタナゴムを装着したまま、フロートは付けずにタナを測定させると、15cmほどタチは浅いことが判明しました。
まあ例会でもないしー何とかこの時間にわかったのでー、ご愛嬌でしょうか。
再測定後は、上針トントンで気を取り直し僅か2投目でお見事ゲットー!!。
タナ取りはご愛嬌、前に向かって進みましょう(レン)
まあこの時期のへら鮒釣りの『セッティングの大切さ』を本人もまた両隣りに座ったJr諸君も再確認できたので、収穫有としておきましょう。
好調のカナタは相変わらずで、10枚を軽々と越えて内緒ですが隣の大人をダブルスコア―でブッチギっていますし。
レンとアラタのウキもへら当たりを貰っているので、ここで監督のスギはお役御免!!
大沼入り口の砂浜で西風が強くなった3時前ごろまで4時間ほど竿を振り数枚をゲットしました。
さてJrはと戻ってみると、カナタが32枚まで数を伸ばし、レンとアラタは17枚とのこと、釣れ出しが遅かった二人ですから、釣れ出してからは3人のペースはほぼ一緒といったところでしょうか。
これも内緒ですが、大人の一人は遅れて始めて38枚とのさすがの釣果でしたが、もう一人は10(内緒なので半角です)枚らしく、ダブルどころかトリプ・・・。
秋は深け行き、世代は若返る?。
輪廻転生、しかして冬は来るけど、また冬来たりなば春遠からじです。
大人の捲土重来があるのか来週は最終?プラスαの月形「なーんちゃんて例会」が小沼限定で開催されます。
多分、底釣りがメインとなります。タチも深くなり、2本から3本の底釣りですから、しっかりとした底立てが釣果の上では重要な要素となります。
レンに限らず、大人を含めてさてどんな釣りになるのか?
次回月形攻略はなったのか?を、お待ちください。