2016大沼遠征3
ここまで話は進んできたが、そういえばこの日がいつだったのかを明記していなかったことにいまさらながら気づきました。 何ともお粗末なるそれですが、遅れ馳せながらではありますが、2016年5月3日と4日の2日間のお話です。前々日(2日)の夜に札幌を出立し夜半に大沼公園に到着しそのまま車中で仮眠、朝(3日)になって(というよりも、実際は未明ですが)、コンビニで「山水ワンドで・・」とした情報を得ながらもなぜか地獄湾に入ってノー当たりの『地獄』を味わい尽くして、傷心のキャンプの夜を過ごしハァー・・・、結果はノーヘラですが長い長い1日でしたー。ところが、この日(4日)前回の記事通りに思わぬ拾いもので爆釣の半日となりました。雨風が皆の体に叩きつけるなか、尺半へらに心をすっかり奪われて夢中で釣りを続けたのです。正午過ぎには全員がぬれ鼠となって・・・。
朝の湖面は静寂でした
大沼の湖畔から車で10分ほどの距離に、チャップ○ン館という温泉施設があります。設備はなかなか充実しており、きれいで清潔感も担保されています。遠征の際にはよく利用させていただくのですが、同地を後にするこの日は、全員がぬれ鼠のまま直行となりました。体はすっかり芯まで冷え込んでいる子供たちですが、心はポッカポッカです。思春期の恥じらいもそこそこに、ドッボンと思う存分いい湯にもじります。「いいねー釣れたやつは、俺たちゃー体も心も芯まで冷え込んでますー」今回の遠征のサポート役の大人たちのボヤキが、湯気の向こうに吐き出されます。
「いやー俺震えたわー」「そうでもないよー」「オレ来年は50釣れると思うわー」等々、
来年もあの浮島に乗るしー
おれ多分やったよー、2枚目だから余裕ダシー
子供たちの楽しい思い出の反芻や威勢の良いお話をば小耳にはさみながら・・・、大人の事情が聞こえないふりをさせます。
大人たち全員が「来年こそ」と思いを馳せたはずです。悲喜交々ではありましたが、全員が湯につかりこの遠征の垢を落としたのです。 さて「風呂に入ったしー」ということで、今度は食い気が頭をもたげます。「よしまずは車で走って遅めの昼食というか早めの夕食を浜チャン○ンでー」ということで、長万部まで走って「総勢10名様ねーいらしゃーい」で、「食ったしー」。
お店の外に出ると、ちょうど首だし写真パネルが設置されており、「写真撮るしー」で、
レンの写真
カナタとゴウキの写真
カイとアラタの写真
こんな感じになったのですが、紅一点のココミは「恥ずかしー」らしく写真はありません。 食事が終わり外に出ると日は暮れております、満幅ですからたまりませんJrたちは爆睡タイム、なれど大人たちはそれとの戦いに・・・。毎回の遠征もこれがなければ最高なんだけどねー。
「じゃ高速乗りますー」組、「じゃ下道行きますー」組、に分かれてそれぞれ家路に就いたのです。
今回の遠征を含めて毎回の遠征でも、必ず様々な出会いがあります、一番出会いたいへら鮒との出会いは、日並みによるので所詮は『運任せ』なのですが、朝の忙しい時間帯に足を止めて、「山水ワンドで・・・」を授けていただいたことが、その時には気付けなかったのですが、実は大きなキーワードになっておりました。その言葉がなければこの遠征も「あーあっ」なんてことになっていたかもなのです。出会いの大切さを再確認させるには十分のそれになったのです。 2017GWの遠征も今現在、予定を組んでいるところです。はたしてどんな出会いが?、何よりへら鮒たちとの出会いはあるのか?
もしこのサイトをご覧になって「よーしおれも私も」となったJrを含めた方々は、まずはこの場を通して僕たちと出会ってみませんかー。
連絡待ってますよー気軽に声掛けしてくださいねー。
次回は「春は発寒川からだしー」ということで、Jr諸君が今まで釣り上げてきたへら鮒の写真を30cm以上に絞って連載していきます。
来年は2月から「発寒川での釣り」が始まります、この「春の発寒川」は釣れるへら鮒の型が良いことでは定評があります。
新べらクラブJrの諸君たちも、結構ここで良い型を釣り上げているのです。
次回はそうした背景もあり、春の発寒川を中心とした特集になる予定です。
前回のカイの40.8cm計測中写真を追加