第二次成長期のJr諸君、ヘラ鮒釣りは第一次成長期③
まだありました。
あちこち探してみると、前回までのブログでは紹介しきれていなかったJr諸君の尺上手持ち写真が数点でてきましたので以下に載せておきます。
アラタの良型、砂川市オアシスパーク沼にて
カナタの良型オアシスパーク沼
また、2012年度に北海道月形町・皆楽公園沼の小沼中州で写した、カナタの写真が出てきました。
2012年度ということは、彼が小学3年生ということになります。
正直この時の記憶は定かではないのですが、スギの釣り台に居抜きで座り、餌付け振り込みを「シテサシアゲテ」からの、「ハイ」!!
「釣れた~」だったはずです。
へら死んじゃうよ~
手持ちといってもいくらなんでも「ガッチリ!!」し過ぎですよね、彼の手持ちの様が如何に幼いのかを写し取っております。
“まるでかぶり付くような”と為しても大げさではないほどのそれです。
Jr諸君の受け皿に立ち上げた新べらクラブJrですが、建立年度の2014年から3年を経過し、4シーズン目を間もなく迎えようとしています。
ただ間もなくとはいっても、2月に入ってから札幌市内の発寒川限定でということになるのですが、実際始動直後の水温は4度~6度、外気温は最高でも2~3度で、ともすれば真冬日のこともあり、餌を探る手は凍りついてしまいます。
前述の“最高気温は2~3度”も、午前中はほぼマイナス気温で、午後4時にはマイナスへ向かって急降下します。
要はせいぜいが数時間の釣りになるのですが、それでもこの数時間竿を出せる幸せは、無情のものがあります。
そうしたことで、写真の通りに釣り場に向かう際は道具をボブスレー(北海道ならではの呼び方かもしれません要強化プラスチック製のそり)に乗せて、搬送するといった行為は、ごく普通の行為であるのです。
いや本当にこれからへら鮒釣りですって
この時期の積雪量は日ごとにその嵩を減じてはいきますが、シーズンのスタートとなる2月はよほど少ない年でもメーター前後はあるのが普通なのです。
何せ、SAPPORO雪まつりは、2月第1週なのですから・・・。
北海道のへら鮒釣りは「野池でどこでも竿を出せる」状態になるのは4月中旬以降で、一方で桜が咲くのは概ね5月のゴールデンウィーク中(北海道は広いので約1ケ月ほど幅がある)です。
「終了―」は11月下旬で、11月23日の勤労感謝の日が『その日』になることが多いのです。
もちろんですが、北海道内は広いのでここでも約1ケ月ほどの“緯度ムラ”はあります。
さてそうしたごく短いシーズンですから、ここに例会や大会その他の催しを押しこんでいくと、月に2~3回の例会もごく普通に発生します。
Jr諸君の年度のスケジュールは、4月中旬に初回の例会が開催され、翌週に日研北海道地区主催の春季へら鮒釣り大会に出場し、7月にはジュニア・ビギナー大会、9月には秋季大会、10月には放流事業・・・。
まあ本当に全力疾走の濃密なシーズンを、過ごすことになります。
寒くて凍りつく冬がそこに巨躯を横たえていることを知っているJr諸君は、夏を本当に謳歌します。
そんなJr諸君のそれが、夏を感じさせるこれらの写真(一部防寒着なれど)に、映りこんでいるはずです。
5月中旬の滝川市江部乙九丁目沼(桜も終わって菜の花へ)
6月初旬の滝川市池の前水上公園沼(田植え真っ最中)
上記と同じ沼のメロディー橋より下を覗くと、「オーイ」
そんな夏まではまだまだかなり日がありますが、
さて北海道は、丁度ここからの2週間ほどが寒さの底になります。
2週間後は日並みにもよりますが、もしかすると今シーズンの初釣りを報告できるかもしれません。
そうです如月はそんなに遠くはないのです。
次回はJr諸君、釣り場のゴミ拾いをするをお届けしようと思っています。
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