28年度放流と第11回例会 [現在]
Jrメンバー諸君にはへら鮒釣りに関するあらゆることに関わっていてほしいと考えています。
その中でも、毎年繰り返し開催されている日研北海道地区主催の放流事業は、特に普段握りしめている竿を置いてまでも、参加するべき大切なそれであるのです。
そうなんですへら鮒釣りの主役は、「実はへら鮒なんだ」と言う事を再確認する催しでもあるのです。
ともすれば『釣り人が主役』と考えがちですが、へら鮒がそこに居なければこの釣りは成立すらしません。
そうしたことが底流に流れているから、へら鮒釣り人は、へら鮒は勿論のこと取り巻く環境全般を大事に守ろうとします。
こうした『想い』を同じくする多くの人の協力があり、またそうした多くの人の『想い』そのものが乗せられていることを、是非Jr諸君に知ってもらう、そんな日だからなんです。
はるばる大阪から40時間これに載って来たんです。
実施日となった10月9日、この日は生憎の天気で断続的に冷たい雨が降っていました。
幸いにして、実際に放流がなされている間は比較的雨にも当たらず、また熱き協力者のみなさんのお手伝いもあり、何とか全行程を無事に完了することが出来ました。
Jr諸君も放流車の上に乗って写真を撮っていました。
「あれデカイかも」「あれで何キロかなー」
さて翌週となった、10月16日、大型必至のしのつ湖の例会が開催されました。
参加はアラタ、カナタ、レン、ココミの4名です。
前日の状況は・・・、釣り人は1名のみ「状況を」と伺うと「ウグイだらけ」らしく、モジリも「朝から2回見た」だけとのこと・・・。
暗澹たる気持ちで臨んだ、例会ですが、最初から負けを意識したそれで臨むと何事も・・・、ですからメンバー諸君には、「前向きに」とのエールに似たアドバイスをしました。
大場所ですから、南風予報を考慮して南側オンドマリ周辺に4名が座を構えました。
ココミはおしとやか
カナタ、アラタ、レンがクルミの木横に並び、ココミは指定席の増田師匠の横、布陣でスタートしました。
この日の天気は幸いにして良く、気温もこの時期としてはかなり高めでした。
心配したジャミもそれほどでもなく、へらさえ寄れば何とかなる状況でした・・・。
釣れそうなんだけどねー
ただねー、そのへらが寄らないんだな―これが。
スギもサポートで開始から3時間ほどは写真撮影を兼ねた応援をしましたが、へらの気配は?「バラシター」、開始後1時間ほどでレンが『らしい』のです。
これは!!、しかして見せ場はここまでなーーーーーにも山場がない釣りで、13時半ジ・エンドとなりました。
まあこの日のメインは増田シェフのカレーうどんです。
細やかな気遣いのできるココミは、しっかりとお手伝い
こんな時男の子はダメだねー「見てるだけ―」らしい
メニューを任されたチームと、南側駐車場周辺のゴミ拾いをする舞台に分かれて、それぞれの職務をこなして「いただきま―――す」、釣れなかった人も釣れた人もハフハフ・ホフホフ、笑顔が絶えません。
喰うのは任せて!!
釣りは楽しいけど、仲間と過ごす時間はもっと楽しいものです。
Jr諸君もいつかは大人になります。
育てられる側から育てる側に・・・、この楽しさも是非伝えてほしいものです。
次回は月ケ湖(ツキガウミ)通称中小屋マリア園沼の例会が、次週に開催されます。
ゴウキも参加するようです、みんな2回分釣るぞー。
次回マリア様や果たして微笑むのか?マリア園沼例会の報告の予定です。
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